20年振りの学校生活 7
2009年 03月 19日
今日は、最終学年のメインイベント、病院実習について書きます。
末っ子が小学生になり、少し時間に余裕もできて
お店の手伝いをしようと思った時、
学校に行かずにいきなり店で経験を積み、
通信教育、又は試験を受けて認定眼鏡士になることもできました。
でも夫(H)は、
「眼鏡学校のカリキュラムの、病院実習はとても勉強になるから
学校にかよったらどうか」
と勧めてくれたのです。
その、待ちに待った病院実習が始まりました。
私がお世話になったのは、国立病院機構大阪医療センターでした。
こちらの眼科に、ひと月通いました。
眼科のドクターではなく、ORT(視能訓練士)の方たちに指導していただきました。
視能訓練士とは、斜視や弱視患者を対象とした視能訓練をする方たちですが、
今では訓練的なものよりも検査技師的な要素が大きくなっており、
医師が正確な診断を下すために必要な検査をされています。
病院では、まず患者さんの眼圧やオートレフ、裸眼視力を測ります。
眼圧は目にシュポッと空気のかかる検査です。
オートレフは近視・遠視・乱視の度合(屈折力)を測る機械です。
その他にも、今お持ちのメガネの度数を測ったり、
視野検査や、角膜内皮細胞の数を測る検査をしたり、
いろんな検査の見学もしました。
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