2009/02/07 偏光レンズと調光レンズ
2009年 04月 29日
似たような名前で混同してしまいそうですが、
反射光を和らげるのが、偏光レンズで、
色の濃くなるレンズは、調光レンズです。
偏光フィルターをはさんでいますので、
釣りの時など、水面のぎらつきが抑えられ、
水の中まで、見えるようになるので、
釣りをなさるお客様には、人気の偏光レンズですが、
外付け、後付けのオーバーグラスタイプで、
使いやすいものも多く、
実は、眼鏡店でご注文いただくことはあまりありません。
一方、色の変わる調光レンズは、
昔は、ガラスしかありませんでしたが、
最近では、プラスチックレンズでも開発され、
遠近両用レンズでも調光タイプのものが登場しています。
気温などの条件にもよりますが、
1~2分でかなり濃いサングラス程度の濃さになり、
2~3分で元の濃さに戻ります。
以前の調光レンズは、元に戻るのに時間がかかったり、
色や種類も少なかったのですが、
遠近両用レンズにも調光タイプが登場して、
ますます、機能的になりました。
ただ、ご注意いただきたいこともあります。
私の経験では、気になるほどでもないのですが、
調光レンズで車の運転をなさる場合は、
運転中にサングラスをかけたまま、
トンネルに入るようなことにもなりますので、
それに応じた注意が必要となります。
また、最近の車は、フロントガラスなどに、
紫外線カット加工をしたものも増えてきていますが、
調光レンズは、紫外線に反応して、濃さが変化しますので、
そう言う車にお乗りの場合は、
運転中にサングラスに「変身」することがありません。
お選びいただくときにご参考にしていただければと思います。
別ブログに、変化の様子の画像をアップしてあります。
どうぞ、ご覧ください。
http://fnmtmgn.exblog.jp/9556591/
(H)