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by funamotomegane
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2009/04/02 老眼鏡のお話 その2

2009/04/02  老眼鏡のお話 その2_e0153425_201715.jpg



昨日は、老眼鏡についてお話ししました。
そこで、今回は、少し具体的なアドバイスです。

よく、郵便局や銀行の記入コーナーに、
「老眼鏡」が置いてあります。

また、街には随分安く出回ってもいます。
なんと、ワンコインで買える老眼鏡もあるとか。

でも、お勧めしません。

いえ、決して、メガネ屋が、
高い商品を売りたいからではありません。

誰の目にも合わないメガネだからです。

既成老眼鏡は、度数は左右同じですし、
個々の眼の幅に合わせるべきレンズの中心も
適当に作られています。

でも、左右同じ度数の人はめったにいませんし、
眼の幅も千差万別です。

実は、某役所による、
既成老眼鏡が身体によくないという、
データ集めを手伝ったことがありますが、
200名中、左右の度数が同じだった方は、
ほんの数名にすぎません。

ですから、用紙に記入する数分間のご使用でも、
違和感を覚える方がいらっしゃいます。

どちらかの目に度数はかろうじてあっているから、
その場での短時間の作業にはなんとか有効です。

ですが、長時間の読書やお仕事には、
むしろ、眼精疲労の原因となる危険なメガネです。

お身体と眼の健康をお考えでしたら、
初めての老眼鏡も、大事にお考えください。

また、お若いころ、目の良かった方は、
眼科の受診の経験もあまりおありでないと思います。
老眼の自覚が、いいきっかけになると思います。


今回の画像は、(の)のメガネたち。
(全部、遠近両用です。:ぼそっ)
by funamotomegane | 2009-04-30 20:17 | 眼のお話